お店に子供の日の硝子職人秋友騰尊作『兜飾り』が届きました。
5月5日(端午の節句)には内飾りとして兜飾りを飾るのは定番ですが、
由来はご存知でしょうか。
徐々に暑くなる5月は、昔から病気にかかりやすく、
亡くなる人が多かったそうです。
その為、「毒月」と呼び厄除けをする
様々な行事ごとが行われていました。
特に、薬草でもある菖蒲を使い、軒にさしたり、
あるいは湯に入れて「菖蒲湯」として入浴し身を清めていました。
その「菖蒲」の発音が「尚武(武道・軍事などを大切なものと考えること)や勝負」と同じ為
江戸時代には、5月5日は将軍を祝う式日へと変貌していき、
さらには将来の将軍である「男の子」を祝う日となりました
ただ将来の将軍を祝う日ですのでもちろん武士の間での話だそうです。
やがて庶民にも広がりましたが、
庶民は本来の厄除けと男の子をいう両方の意味を取りました。
あらゆる災いから身を守る厄除けとして、強い男(将軍)の象徴として兜を飾り
息子の成長を願ったようです。
感動的ですね!
ということは、
ガラスの兜飾り=災いのない、将軍のように強く尚かつガラスのように透き通った心の持ち主に!
なんだかこじつけが過ぎる気がしないでもないですが。。。笑
なにがともあれ秋友騰尊の作品は
美しくユーモアがあり、大変好評です。
是非!

INTERLUDE_I
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